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規制緩和について

前回の記事について、かなり誤解を招く発言があったので、もう少しきちんと記載してみたいと思います。

まず僕の問題発言ですが、高額所得者に関する「年間数千万円発言」です。一部の超高級有料老人ホームに入るような人が、
金額や人員基準ではなく、サービスに着眼するように、誰もが人員基準や設備基準ではなく費用対効果を求める!ということをを伝えたかったのです。

規制の一番の問題は、看護職員とか、介護支援専門員とか、生活相談員とか、サービス提供責任者や訪問介護員などの資格要件です。どんなに能力が低い人間であっても、基準の有資格者を配置しないと運営できないから、能力がなくても資格があれば採用する。そして、人件費率は決まっているので、人員がいっぱいだと、新たに優秀な人の応募があっても採用できない。

そして、同じような話ですが、利用者と介護・看護職員の比率といった人員基準です。スーパープレーヤーは1人で10人だってみれますが、逆にマンツーマンでも見れない職員はみれない。でも、人員基準があるので、能力の無い職員も置いておくしかない。もちろん入れ替えのために余剰人員を配置する余裕もない(今の労基に則ると、良い人が採用できたからといって、無能な人間を単純に解雇することはできない)。

本来は資格要件とか人員基準がどうかではなく、サービスの質を利用者自身や家族が評価するほうが適切なのです。スーパープレーヤーに集中的に給料を払うことができれば、給料があがるはずですが、今は、基準を満たすために、その人の資格や人員基準が重視されるので、給料と能力がほとんどリンクしないのです!現行の人員基準が大きくずれているとは思いません。でも、今の人員基準を下回ると減算だったり、入居受け入れ停止だったり、指定取り消しになると思うと、すごく理不尽に思います。特に介護業界に行こうという人が減っているのに。

それと今回はあまり書きませんが、設備基準も明らかに理不尽です!まあ、これはまたの機会にしますが・・・

とはいえ、規制が強くなる理由は、国が福祉を担うことになっている憲法上の問題です。行政が指定する事業所が問題を起こせば国の問題になる。だから、問題があった場合や問題が起こりそうな場合に行政がその事業所に介入できるようにする、これは当然です。

なので難しいんですよね。規制緩和は。国が福祉に原則関与しなくていよいとなれば、規制緩和は進むのですが、現状ではそうはいかない難しい問題なので、規制緩和実施には大きな多数のハードルがあるのは事実です。でも・・・上記の理由から、規制を緩和すれば国(行政)、事業者、そして介護の業界で働く人、そして利用者やその家族ににメリットがあると思います・・・繰り返しますがハードルは極めて高いのですが・・・
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軽度者切り捨て容認???

7月20日に社会保障審議会・介護保険部会が開かれ、軽度者に対するサービスのあり方が議論されたようです。その中で、経済団体からは、「軽度者のサービス縮小やむなし」という意見が相次いだようです。経団連理事長は、「財政的な持続可能性やマンパワーの制約を勘案すると、給付は要介護3以上に重点化していかざるを得ない」との発言をしたようです。医師会理事長や看護師会理事長は、「自立支援と効率化の両立」、「現状の維持改善に繋げるサービスの維持」に言及しています。

介護支援専門員協会の会長は、「支援の困難性と要介護度は必ずしも一致する訳ではない。要介護度の軽度・重度だけで安易に区別すべきでない」と発言していますが、全体としては軽度者へのサービス縮小に対して大きな反対の意見は出ていない・・・まあ、そんな風に動くのでしょう。

動向を見ながら、少しずつ記事を書かせていただきます。

キョウメーションケア

突然ですが、「キョウメーションケア」って、聞いたことありますか?
認知症ケアの手法として、パーソンセンタードケア、バリデーション、タクティール・・・最近ではユマニチュードなんかが有名ですね。ホントにたくさんの手法がありどれも素晴らしいと思います。

さて、今回話題にする「キョウメーションケア」は、日本発のケア方法でありながら、日本ではあまり知られておらず、海外で注目されているようです。この手法は、認知症を脳の機能障害から発生するものと捉え、認知症状からどの脳のどの部分が損傷しているかを推測し、これをもとに適切なアプローチを行う科学的手法のようです。専用のソフトを使い、そのソフトに利用者さんの行動などの必要情報を入力すると、どのような対応をすればよいかの結果が出てきます。800万の事例をもとに作られた対応方法であり、具体的で科学的な根拠のある手法とされています。今後、日本でも注目されそうです。

「キョウメーションケア」では、認知症は予防できるものとは考えていないようですが、認知症の進行を遅らせることは可能であると考えています。逆に言えば、認知症を進行させる要因の多くは、環境要因、特に対応する支援者の言動が大きく関与すると考えられています。

WHOでの認知症の定義は、「認知症とは、一度正常に達した認知機能が後天的な脳の障害によって持続性に低下し、日常生活や社会生活に支障をきたすようになった状態をいい、それが意識障害のないときにみられる」とされています。日常生活や社会生活に支障をきたす状態でなければ、症状があっても認知症ではない、ということは、同じことを何度言ったって、本来は生活に支障はないわけです。なのに、支援者がそのことを非難したり責めたりすることで、その人は苦しくなってしまって、BPSDを呈するようになるんですよね。中核症状の改善はできなくても、穏やかに過ごすことはできるはず。それは支援者の言動が大きく関与するのは確かです。気持ちと気持ちを共鳴させること、この共鳴という言葉から「キョウメーションケア」という名前がついたようです。

僕もこの「キョウメーションケア」を今後注目していきたいと思います!
プロフィール

ぺてん

Author:ぺてん
はじめまして。ぺてんです。
これまで20数年、福祉や教育に携わってきました。
そんな中で、福祉事業に携わる多くの方々、それは経営者だったり、管理職だったり、現場のスタッフ、あるいは利用者本人やその家族かもしれませんが、そんな皆さんの垣根を越えた学びや意見交換の場所が欲しいと思いこのブログを立ち上げました。
ご遠慮なく、どしどしコメントお願いします!なお、このブログは完全リンクフリーですので、こちらへのご連絡なくリンクを貼って頂いただければと思います。
よろしくお願いします!

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